白黒的絡繰機譚

ざっくり設定

【ジャイロマン=旋葎せんり
人間。宛もなく旅をしていたが、ある時宿を求めた山村にて巫女(晶)に一帯を支配する怪鳥(楓星)を退治して欲しいと頼まれ、人間の道を外れることになった。楓星との「縁」のため、生まれつき風に好かれ、彼と実際出会ってからは多少風と雷を操れる。とは言っても静電気と短時間の浮遊程度だが。
楓星の支配領域から出ることが出来ない(出ると一気に老化して死ぬ)。
容姿は中背痩躯。色素の薄い短髪に鮮やかな青目。本人曰く「凡庸な顔」

【ジュピター=楓星ふうせい
怪鳥。妖怪未満の老鷹が星の力で妖怪化した。緑色の羽根と翼の先にも爪、風と雷を操る力を持つ。旋葎との「縁」に最初は反発していたが、次第に受け入れていく。割と束縛が激しいが躱されている。他者をやや下に見がち。
元々がただの鷹だったので、能力に関して何かと代償があることが多い。
容姿はかなり整っている。緑の長髪に赤目、右の前髪がやや長い。

【クリスタルマン=あきら
人間でしかない何か。楓星の支配領域にて旋葎を導くが、楓星曰く「俺の土地にこんな奴はいなかった」とのこと。星の力を持つモノのことを把握していたり、不老不死のようだったり謎しかない人物。一応巫女っぽく神降ろしらしきこともできる。
自分の星を、いつまでも待っている。
薄青色の長髪に赤目。男性にしては少し背が低い。

【ウェーブ=伊呂波いろは
元人間現不老不死。とある漁村で拾われた捨て子。突然暮らす村とその周りに起こった不幸が、全て自分に起因することを知って逃げ出す。しかし前世から鯨湦と「縁」故に逃げ切ることは決して出来ない。鯨湦の力を借り受けるような形で行使できるが、水の操作以外はあまり得意ではない。
旋葎とは違い行動に制限はない。
何か悪いことがあると布団に籠城する癖がある。酒に弱い。
容姿は中肉中背。青の髪に緑目。少し歳より下に見える。

【ネプチューン=鯨湦けいしょう
元鯨現ほぼ神。鯨を中心に幾重の魚が合体して腐ったような外見をしている。海から離れるほどに力が弱まるが、それでも元々妖怪だったので地力がある。水を操ったり魚を従えたりできるが、ものを腐らせる力の方が使いやすいとは本人談。
妖怪としての寿命を迎える頃に前世の伊呂波と出会い、星の力を消化している時に現世の伊呂波とも出会う。彼を手に入れるために多くの村を飲み込んでいる。
配下は海の魚だが、直属の部下の一人に殆どの権限を移譲している。彼以外は全員信用していない。
濃い青の髪に結膜の黒い赤目。伊呂波の親程の見た目をしているのを少々気にしている。

【ナパーム=焼火やけひ
元人間現???。何処かの軍で鉄砲兵をしていた。戦には負けほぼ記憶喪失になるも生き延び、持ち出した火薬と火縄銃で賊のようなことをしていた頃丹星に接触されてしまう。
丹星の力で妖怪ばりの戦闘能力を持つが、代償として自分も傷つく。作中の一件後、神の身体との混じり物になっている。
焼火とは丹星が与えた名で、元々のは本人も忘れてしまった。
普通にしていれば穏やかそうに見えるが、喜怒哀楽がはっきりしており基本的に瞳孔が開いているので少々怖い。
紫の髪に緑目、戦に出ていたこともあって締まった身体をしている。

【マース=丹星あかほし
元々神。太古から存在している戦の神。信仰もほぼなく、緩やかに消滅するだけだったが星を取り込むことで力を取り戻す。偶然見てしまった焼火の姿に手をのばすも、自身の力が流れ込んで暴走させてしまう。戦闘能力は勿論高いが、最近は炎と爆発がお気に入り。
本体は様々な武器が混ざったように見える人型ではない不定形のなにか。焼火の身体で人間態も手に入れた。焼火以外が名前を呼ぶことは出来ない。
配下は自ら作った銃。元々は剣や鉾だった。意識はほぼないが、丹星に忠実で容赦がない。
焼火に似た顔立ちだが、寸分違わず左右対称な為印象が異なる。赤の長髪に結膜の黒い青目。瞬きをしない。





【毛玉たち】
3匹の小動物のあやかし。手先が器用で素早いが、戦闘能力などは皆無。それぞれ物資調達・炊事・掃除洗濯を担当する。旋葎に「一郎・二子・三吉」と適当に呼ばれるが、実際は「雌・雄・雌」である。
㹢慄かりつ(元ネタ:衛星カリスト)、狔㼮にめ(元ネタ:衛星ガニメデ)、いおり(元ネタ:衛星イオ)と一応名前をつけているが恐らく作中で出てくることはない。

【さとり】
所謂さとりと呼ばれる心を読むあやかし。意識と声だけで身体がない。抑揚のない声で喋る。伝達担当かつ、一応防衛担当。
名前はろは(元ネタ:衛星エウロパ)こちらも作中で出てくることはない。

【鯱】
妖怪化した鯱。色々あって実務の殆どを放棄している鯨湦に変わって海の切り盛りをしている忙しいお方。
喋り方のイメージとしては「翻訳が微妙なチャイナ系」
名前は冻鮌いこん(元ネタ:衛星トリトン)だが、呼ばれることがないので出てこない。

【鰻】
妖怪化した鰻。生まれが海のため、海から離れた場所の伝令役等に呼ばれることがある。
話し方が辿々しいが、これでも一般妖怪としてはかなり喋れる方。
名前は湼泝ねそ(元ネタ:衛星ネソ)こちらも作中で出てくることはない。

【剣と矛】
丹星が作った剣と矛……だったが、銃が気に入ったため打ち直された。
自我はほぼないが、命令には忠実で容赦がない。銃の身だけでは不便だろうと鎧を纏わされている。
名前は(元ネタ:衛星フォボス・ダイモス)なんと普通に作中に出てくる。